2016年4月14日木曜日

七種山



七種山は福崎町と夢前町の境界近くにある標高683mの山である。

遠くから見ると槍の穂先ように尖った形をしている七種槍(なぐさやり・577.3m)と、
山頂にお薬師様が祀られている薬師峯(やくしみね・616.2m)の3つの山は、
総称して七種三山(なぐささんざん)と呼ばれています。
 山内では、ヒカゲツツジやミツバツツジ(3~4月)、
椿(3~4月)など、季節の花々を見ることができます。

南山麓にある「七種の滝」は、県下八景、県観光百選、近畿観光百景に選ばれています。
雄滝は楽さ72㍍幅3㍍におよび、四季折々の風情を見せます。

また岩壁に深い割れ目のある「つなぎ岩」は
弘法大師がこの岩の上で護摩の悲報を修練したと伝えられています。
高さ15㍍幅5㍍で岩の削離が途中で止まり、底部で岩盤につながった奇観を呈しています。

ここでは七種滝から七種山、七種槍へと縦走するロングコースを紹介。

マイカーでは播但連絡道路・中国自動車道『福崎IC』(福崎北ランプ・福崎南ランプ)から
里山公園なぐさの森駐車場まで車約20分
(カーナビで「福崎町青少年野外活動センター」と入力すれば同駐車場のすぐ側まで行くことができます)
電車ではJR播但線『福崎駅』下車、青少年野外活動センターまでタクシー

青少年野外活動センターから七種川に沿って舗装道路を金剛城寺の旧山門までたどる。
山門には駐車場があり、コースマップやトイレもある。





弁慶ののこぎり岩、七種神社の鳥居を過ぎると登山道となり、
虹ケ滝や八竜滝を見ながら登ると七種滝が現れる。








登山道は神社の裏手から続き、本格的な登りとなる。
ロープのある急な岩場などを慎重に登るとやがて尾根に出て、見晴らしの良い展望台に着く。

ここから少し歩くと七種槍方面との分岐があり、七種山山頂へは右に登る。
山頂は小さな岩場で展望はない。




つなぎ岩は少し下ったところにある。




山頂から少し戻り、七種槍方面との分岐を北へ下る。
一旦急斜面を下り、鞍部から少し登り返すと七種槍へ続く尾根道になる。
ここからアップダウンを繰り返し尾根をたどれば七種槍の山頂。

七種槍からは南へのびる尾根道を行く。
鎖やロープがはられた険しい岩場が続く。
送電線鉄塔を過ぎ、尾根沿いに進んで、最後右に曲がって
七種池に出て野外活動センターに戻る。






(画像は福崎町観光協会HPよりお借りしました)

→「福崎町観光協会HP」







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